『女も好きなことをして死ねばいい』

曽野綾子


この世にただ一人の人間として




◇目次

1 いい加減がちょうどいい
2
正しい生き方をしなくてよかった
3 夫と暮らしてわかること
4 女の側の特権と幸福
5 女性にとって老いを生きるとは?

青萠堂書籍

曽野綾子(その あやこ) 1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒。作家。1979年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。1997年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞並びに、読売国際協力賞を受賞。日本芸術院会員。1995~2005年まで日本財団会長。2009~13年まで日本郵政株式会社・社外取締役を務める。作家としての数多くの著作活動の傍ら、世界的な視野で精力的な社会活動を続ける。主な著書に、『無名碑』(講談社)、『神の汚れた手』(朝日新聞社)、『天上の青』(毎日新聞社)、『貧困の光景』(新潮社)、『老いの才覚』(ベスト新書)、『人間の基本』(新潮新書)、『老いの僥倖』(幻冬舎新書)、『夫の後始末』(講談社)、またカトリック神父[尻枝正行、アルフォンス・デーケン、高橋重幸、坂谷豊光]との往復書簡集・四巻、『聖書を読むという快楽』、『旅は私の人生』(共に青萠堂刊)他多数。