青萠堂書籍

曽野綾子
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒。作家。1979年、ローマ法王よりヴァチカン有功十字勲章受章。1997年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞並びに、読売国際協力賞を受賞。日本芸術院会員。日本文藝家協会・理事。1995年〜2005年まで日本財団会長。2009年より日本郵政株式会社・社外取締役を務める。作家としての数多くの著作活動の傍ら、世界的な視野で精力的な社会活動を続ける。
著書に、『無名碑』(講談社)、『神の汚れた手』(朝日新聞社)、『神さま、それをお望みですか』(文藝春秋社)、『天上の青』(毎日新聞社)、『哀歌』(毎日新聞社)、『晩年の美学を求めて』(朝日新聞社)、『貧困の光景』(新潮社)、『非常識家族』(徳間書店)、『三秒の感謝』(海竜社)、『自分の始末』(扶桑社)、またカトリック神父[尻枝正行、アルフォンス・デーケン、高橋重幸、坂谷豊光]との往復書簡集、四巻(いずれも青萠堂)他多数。




聖書とは
愚かな人々の
記録である


──神から与えられた37の知恵の言葉

曽野綾子


聖書は、説教集ではない
聖書は、神々しい人々のお話というより、
どこにでもいるちょっと愚かしい人々が登場する物語である。
そういう人々にこそ神は、愛を持って接している。
だから聖書の言葉は、いつ読んでも色あせることがない。

1,260円
(税込) 四六判 並製 ISBN978-4-921192-66-2

2010年6月刊