なだいなだ
1929年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『娘の学校』(中央公論社)、『TN君の伝記』(福音館書店)、『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』『こころ医者講座』(筑摩書房)など多数。近著に、『アルコール依存症は治らない《治らない》の意味』(中央法規)。現在、「常識哲学」について単行本を執筆中。
6月中旬発売
とりあえず今日を生き、
明日もまた
今日を生きよう
なだいなだ 著
◆著者のウィットに富んだ、
深遠なるこころの健康哲学を明かす。
──うつにならずに生きる
究極の知恵は、カルペディエム!
(この日を摘み取れ:ラテン語)
永遠の価値などというものより、今の今、自分の存在価値を、
そのためになんとか生かしたいというのがぼくの望みだ。
――「まえがき」より
くねくね人生を歩く/こころをこころで見る/「うつ」をどう乗り越えるか
/こころ医者の老年学/ぼくたちの時代/
頑張らないでいい/ぼくの遺言──目次より
1,365円(税込) 四六判 並製
ISBN978-4-921192-87-7
2013年6月刊