心に奇蹟を起こす対話
別れの日まで
曽野綾子
尻枝 正行
失明の危機に瀕した作家・曽野綾子と、キリスト教の枠を越えて仏教や他の宗教・思想にも造詣が深く、そのすぐれた人生の洞察力で多くの人々に慕われるバチカンでたった一人の日本人神父・尻枝正行との間で交わされた24通の手紙を収める。
限りあるいのちを思い、〈別れの日〉まで人は何を求めて、どのように生きるべきか人生の途上で直面するさまざまな悩み、迷い、苦しみ、をともに分かち合い、清々しいいのちのあり方を対話の中に求めた感動の書簡集。
1,365円(税込) 四六判 並製 4-921192-36-7