青萠堂書籍

曽野 綾子(その あやこ)
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒。作家。数多くの著作活動の傍ら、世界的な視野で精力的に文化活動を推進。1979年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受賞。1993年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。1997年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。日本文芸家協会・理事。著書に『無名碑』(講談社)『神の汚れた手』(朝日新聞社)『天上の青』(毎日新聞社)『神様、それをお望みですか』(文芸春秋社)『狂王ヘロデ』(集英社)『哀歌』(毎日新聞社)『日本財団9年半の日々』(徳間書店)他多数。


坂谷豊光(さかたにとよみつ)
 1935年長崎生まれ。コンベンツアル・聖フランシスコ修道会司祭。1960年から64年まで、ローマ・セラフィクム大神学院に留学。1964年3月、ローマにて司祭叙階。1965年から91年3月まで、月刊「聖母の騎士」編集長、聖母の騎士社代表を務める。大分県湯布院町の修道院長を経て、長崎市東長崎カトリック教会の主任司祭。2000年10月から2003年10月まで、修道会日本管区評議員。2003年4月、特別養護老人ホーム「奄美の園」園長。2004年4月から2006年6月まで、養護老人ホーム「聖フランシスコ園」園長を務める。2006年7月、帰天した。






いのちの感動にふれる対話

         湯布院の月

曽野綾子
坂谷豊光


つねに話題を呼ぶ作家・曽野綾子と病に冒されながらも人々に愛を注ぐ九州の坂谷豊光神父との往復書簡。
14年にわたる「目の不自由な人たちとの聖地巡礼の旅」は、人間の「愛」「病」そして「死」を問う。




1,365円(税込) 四六判 並製 ISBN978-4-921192-41-9
2006年12月刊