小中陽太郎(こなかようたろう)
作家、評論家、日本ペンクラブ理事。
1934年、神戸市出身。東京大学文学部仏文科卒業。NHKテレビディレクターを経て著述活動に入る。ベトナム戦争中は、小田実らと共にベ平連(ベトナムに平和を! 市民連合)を結成。世話人として世界各地で国際連帯に貢献。
1983年から翌年までフルブライト交換教授としてニューヨーク市立大学などで教鞭をとる。帰国後、中部大学教授、名古屋経済大学短期大学特任教授などを歴任。「非言語コミュニケーション」の講座を創設。現在、星差大学教授。「国際マスコミ論」などを教える。
テレビの討論番組や西日本放送ラジオなどでも、自由闊達なコメンテーターとして定評がある。長年、内外の社会問題などに発言・運動を続けている。
著書、翻訳書多数。主な著書に、『市民たちの青春―小田実と歩いた世界』(講談社)、『青春の夢―風葉と喬太郎』『異文化・非言語・グローバルコミュニケーション』(ともに平原社)、『58歳からの“知”の愉しみ』『こんなに面白い聖書のはなし』(ともに青春出版社)、『一人ひとりのマスコミ』(創森社)などがある。