青萠堂書籍

三浦朱門(みうら・しゅもん)
作家。1926年東京生まれ。東京大学文学部言語学科卒。日本大学芸術学部で教職を務めながら、第15次「新思潮」に加わり、51年『冥府山水図』で文壇にデビュー。遠藤周作、小島信夫、安岡章太郎、吉行淳之介らとともに第三の新人と呼ばれる。67年、『箱庭』で新潮文学賞受賞。82年、『武蔵野インディアン』で芸術選奨文部大臣賞受賞。85~86年文化庁長官に就任。99年、第14回産経正論大賞受賞、文化功労者にも選ばれる。日本文芸家協会理事長などを務め、現在、日本芸術院院長、民間放送教育協会会長。妻は作家の曽野綾子。夫婦ともに、カトリックの信者として知られる。






不老の精神

   ─魂は衰えない─

三浦朱門


体の衰え、死、親子関係、定年など後半人生に大事なことについて、時に真摯に時にユーモアのこもったエピソードで語る。
 本当の意味の“生き甲斐”を知ればいくつになっても人生は愉快なもの、体は衰えても精神は成長を続けるもの。
 時代の“うば捨て政策”に負けない、老年学の入門書として、大人も若者も楽しく読めるユニークなエッセイ。



1,470円(税込) 四六判 上製 ISBN978-4-921192-59-4

2009年5月刊