青萠堂書籍

                         2008年3月刊

中国に「食」で潰される
        日本の行く末

山田正彦
民主党・農林漁業再生本部長
次の内閣 厚生労働大臣


中国の毒ギョーザ事件は、ほんの前ぶれにすぎない。
─いま、日本人の食べ物は危機に瀕している。日本に送り込まれる中国からの輸入食品は、実は中国の不穏な国内事情とリンクしている。その危ない実態と日本の背すじが寒くなる検疫事情等を体当たりで取材レポートし、核心をついた。


1,365円(税込)  978-4-921192-50-1


●監修者紹介
山田正彦 (やまだまさひこ)
1942年長崎県生まれ。早稲田大学第一法学部卒業。長崎県五島で牧場経営を始める。牛400頭、豚年間8000頭を出荷、本格的に農業と取り組む。生産者が価格は決められないのはおかしいと、肉店を経営。県庁前で牛丼屋まで。1974年には弁護士活動を開始。主にサラ金問題に取り組み、暴力金融と体を張って闘う熱血弁護士として精力的に活動する。1993年衆議院議員に初当選。現在、衆議院議員第4期。民主党次の内閣ネクスト厚生労働大臣。衆議院厚生労働委員会理事。特に、農業、漁業問題に民主党農林漁業再生本部長、“食の安全”研究議員連盟会長としても取り組んでいる。
本書は、いま日本中が騒然としている「食」の問題を捉え、その根源にある国の自給率を守る起死回生のシナリオを披瀝した核心の書である。
また、日本の原点は「島」にあるとの思いから、雑誌「島へ」 を創刊。新聞雑誌にも健筆を揮っている。著書に『「日本漁業」大転換の時代』、『人生到る処に青山あり』、『輸入食品に日本は潰される』『アメリカに潰される!日本の食』他多数。