愛と死を見つめる対話
旅立ちの朝に
曽野綾子
アルフォンス・デーケン
誰しもいつかは死ななければならない。日々の生活の中で、ふと死を意識するとかけがえのない人生が見えてくる。────死を学ぶことは愛を学ぶことにほかならない。
過去に二度の自殺未遂をおこし、83歳で安らかに旅立っていった母親の死について、作家・曽野綾子が語ることから第一信が始まり、日本における「死学」の創始者、デーケン神父が「死への準備教育」(デスデュケーション)の必要性を説いた第二十信に終わる真摯に〈生、愛、死〉について語る往復書簡集。
1,365円(税込) 四六判 並製 4-921192-37-5
2006年4月刊